ようやく第1.5部が終わりました。
ここまで読んで下さった皆様、有り難うございます。
王子と、その幼馴染みの娘の恋物語を書こう。出来ればコメディで、それでも押さえる所は押さえたい。
そんな思いで書き始めたこの作品でした。
書いていく内に路線が微妙に変わったり、脱線しそうになるのを必死で止めたり、そんな事を繰り返し遅筆、かつ未熟な作品ですが、如何でしたでしょうか。
少しでも面白いと思って頂けたなら幸いです。
それでは、各キャラに関して少し。
エリックザラット=ウォルア=ウィルクサード。
肩書きが重いこの男。
最初はもうちょっとブラックな奴になる予定でした。普段はバカなふりしてるけれど、ソフィアの気持ちにも気付いてて、それを確定させようと振り回す……といった独占欲で一杯の腹黒、でもソフィアには甘甘の王子、そんなイメージがありました。『渦』の辺りまでその名残がちょっとあったりします。
が、結果はごらんの通り、素直でヘタレでちょっと賢い青春真っ盛りの十八歳と相成りました。……今の性格の方が私は気に入ってはいるのですが……何でなんだろう……。
キャラ人気投票では某天使と一位を争っていましたが、最近引き離され気味です。
ソフィアルティア=ガランディッシュ
普通の悩む乙女です。素直になれないツンデレタイプ。
殿下とすれ違っていますが、そのうちどうにかなるはずです。
この子の一人称だけで物語が進んでいたのに、何故かエリックの奴が割り込んだりしていったため、読みにくい小説となってしまった上、出番が減った主人公。
主人公ですが、キャラ人気アンケートでは彼氏(予定)が勝利しております。もしかして私、女の子書くの苦手なんだろうか……。
レコン=ブラック
いつの間にか大活躍の隊長な俺様です。
細かい設定を考える内に情が湧き、結構目立つポジションを獲得しました。
最初は堅実で誠実で真っ直ぐな男と思っていたのです。王子に振り回される隊長タイプをイメージ。
その内意外な特技を持ついい男ならどうかと思い、『夏祭り』の回のような感じに。
そして何故か成り行きでとんだ目立つ俺様に。
エリックとの掛け合いは好評です。その部分はかなり語彙力を浪費しますが、私も楽しんで書きました。
ルクス=シェラン
いつの間にか大活躍の副隊長な女性です。男みたいな見てくれですが、中身はほんとに女の人。
最初は普通に『面白い事が大好きな美形副隊長(男)』のつもりでしたが、レコンを考える内に色々と変化。女騎士になりました。
俺様隊長と不思議な関係を構築中。
キャラ人気アンケートではレコンを抜きました。
ルイル=スィルク
十三番隊の紅二点のうち一人。
『です』『ます』がデフォルトの、天然ブリッコです。
本人は可愛く見せている自覚はありません。サリフ一筋……です。多分。
裏設定を考えている内に話が膨らみましたので、その内騎士になる前の話も書こうかと思っています。
第二部で特に活躍する予定。意外な一面を見せます。……私の筆力ではどうなるか分かりませんが……。
ジミー=ルイス
地味な人です。地味をテーマに書きました。
あの詩歌わせるためだけに出たと言っても過言ではありません。かわいそうですが。
実質的にルイルの方が強いですが、回復系の唄を歌えるため、副隊長。
サリフ=ディルジオ
ルイルの婚約者にしてS級魔法捜査官。
戦闘時におけるゼロを入れてのレコンとのコンビネーションは抜群です。書く事はないでしょうが。
実はジミー以上の詠い手。詳しくはその内出るかも知れません。
言葉は韻をふんでいません(ふませるだけの実力が作者にありませんでした)が、妙にリズム感のある言葉を話す人。
ルパート=セイル
なんちゃってナルシストです。書いている間楽しかったです。
クララさんとお幸せに。
クララさん
姉御肌の人です。刷り込みに近い感じでルパート一筋。
ルパートを思う存分尻に敷くことでしょう。
ダフィラシアス=テルブ・ラフィアナ=テルブ
義理の姉弟カップル。
もしかすると北の大陸のお家騒動に巻き込まれるかも知れません。
おそらくそれを書く時は、『王子と娘』ではないくくりになると思います。
フィラナル=テルブ・チヨ=サノモン
このままバカップル道突っ走る事間違い無しです。
チヨは主要キャラにするつもりでしたが、すっかりどこかに行ってしまいました…(汗)。
ゼロ=セロ
これから場合によっては活躍する人。
というより、もしかすると某天使さんの方に深く関わるかも知れません。
レコンの友達です。シモベに見えますが、友達です。
恋人関係では苦労する予定。
このような感じです。
これからもこんな彼らの物語をつづってゆきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。
よかったら感想をどうぞ。無記名でも大丈夫です。